名前について

腐れ大学生、という名前を聞いてピンと来る方もいらっしゃるかと思います。

この腐れというのは、いわゆる腐女子とかそういう類のものとは一切関係ありません。僕の大好きな森見登美彦さんの本の中でよく使われる言葉です。

所謂リア充とは対極の存在の、ただただ阿呆なことに時間を費やし、モヤモヤした気分を抱えながらアパートにひきこもる哀しき男たちのことを指します。

僕も中学、高校の時は物語の中の腐れ大学生たちを心底見下し、このような人間にはなるまいと固く心に誓ったものですが、ふと現在の僕の姿を見てみると、どこに出しても恥ずかしくない腐れ大学生となってしまっているではないか。こんなはずじゃなかった。責任者はどこか。